私は大学時代にセパタクローと出会ってから、その競技の魅力にすっかり魅せられてしまい   是非とも大学を卒業し、広島に帰ってきてからもセパタクローを続けたいと考えていました。
しかし残念なことに2007年3月時点で尾道はもちろんのこと、広島県内にでさえもセパタクロー を続けられる環境はありませんでした。
それもそのはず今日の日本には、ほんのごくまれな地域を除いてはセパタクローをする環境は 皆無といっても過言ではないのです。
そのため現在の日本代表選手は、その多くが大学からの活動開始となっています。
競技そのものの技術もさることながら、競技を通して得られた自身の内面的な成長にこそ 私は魅力を感じています。
その一方でなぜこの競技が世間に広く行き渡っていないのか、疑問で仕方ありません。
「もっとセパタクローを多くの人に知ってもらいたい!」
そうした個人的な想いから、まずは私の地元広島、尾道から盛り上げていこうと思い、 こうして今団体設立にこぎつけたわけであります。
因みにomsecとは、尾道セパタクロークラブ(OnoMichi SEpak takraw Club)を略したものです。  

2007年3月  泉 昌吾

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